ku:nel ( クウネル ) 2010年 05月号 [雑誌]

ku:nel ( クウネル ) 2010年 05月号 [雑誌]


デター!!
本屋をぶらついてて、見つけた瞬間めまいが。



何年か前の「料理上手の台所」特集をバイト先で借りて読んで、完全に心を奪われ、バックナンバー探したなぁ。
オークションで落とそうと思って張ってたけど、単行本もあることを知って、なんか焦って、結局どっちも買わなかった。
そんな思い出がよみがえる。



嬉しくってぷるぷるしながら買って帰って、すぐ読むの勿体なくて2日寝かせて、読んだ。
あーいい。
すごく。心が洗われた。



わたくし、最近、鳥夫の「いい物所有指向」に完全に流されてました。
新しい家、新しいキッチンを完璧に使いやすく、無駄のない、美しい空間にしようと心を砕いてた。
そのために必死になって、今買える最高のものをgetしようと、物色の鬼になってた。
自分を見失ってた。
そうだ、私は本来「一器一様」がとても苦手。
物を多く持つのが嫌。物に振り回されるのが嫌。
必要最小限、「少ない道具を多様に使いこなし、生活に工夫を凝らす」
工夫をしながら生活して、手をかけた分その空間に愛着がわいていく、みたいのが理想だったんだ。
ピカピカした、ガワがおしゃれな物を揃えることに、何の意味があるのだろう?
って思ってたのに、いつの間にかそっちに流されてた。怖い。



うう、目から鱗がぼろっと取れた気分。
自分の考えってもんをもっとしっかり確立しておかなくては。(流されやすすぎ)
我が家の場合、ふたりの指向をmixさせるのが難しい所だけど、楽しいところでもあるはずなのだ。
雑誌や誰かの真似をしてては、最高に愛せる空間なんてできっこないもんな。
自分たちで考えて作っていかないと。
とりあえず、買い物リスト大幅見直しだ。
クウネル編集部さん(銀座方面)に、敬礼。